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1. 重錘を落下させるだけ、測定が手軽で簡単、落下高さの設定が不要 |
2. 測定結果が地盤反力係数(K30値)として表示される |
3. 地盤反力係数の推定精度が高い |
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1. 土木工事を行う会社のうち品質向上に熱意のある建設会社 |
2. 道路への管路埋設、埋戻しなどを行う官公庁、公共機関 |
3. 調査、設計、施工管理を行う建設コンサルタント |
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地盤重錘を概ね、10p〜20pの高さから自由落下させます。重錘をハンマのように使い地盤を叩いても同じです。重錘が地盤に衝突し、この時の地盤の抵抗が測定装置によって計測・記録されます。落下高さは、厳密に管理する必要はありません。測定装置が自動的に落下高さ(重錘と地盤の衝突速度)を検知し、強度補正を行います。 |

測定状況 |
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重錘を地盤に落下させると、その衝突によって地盤に反力が発生します。この反力は、地盤が破壊されない範囲では、地盤の単位面積あたりの変形係数に比例します。重錘の衝突速度が速いと大きな反力が発生し、衝突速度が遅いと発生する反力は小さくなります。発生する力と重錘の落下速度を測定すると、これから地盤の単位面積あたりのバネ係数が測定されることになります。 |
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IST-03 では、この原理に基づき、重錘の衝突時の最大加速度から発生した反力、また加速度値の時間積分から落下速度を計算します。地盤のバネ係数(K)、最大反力(F)、の落下速度(V)および質量(M)の間には、 |
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の関係式があり、IST-03 によって地盤反力を直接測定することができます。IST-03で測定した地盤バネ係数(K)と平板載荷試験によるK30値の関係は、下図のようになります。非常に高い相関関係が得られており、両者の関係式は、線形(Y=aX)となり、測定値からK30
値への変換が簡単です。 |
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